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ごあいさつ

自治労三重県本部
中央執行委員長
長澤 和也

 

第95回定期大会を開催し、1年間の運動方針を決定させていただきました。三重県本部としての今年度の大きな課題として、賃金・労働条件はもとより、非正規労働者の組織化や政治闘争においても、大きな取り組みが求められています。

人事院勧告では、今年も月例給や一時金の引き上げなどが勧告されました。ここ数年引き上げ勧告が行われ、ほとんどの単組で勧告に基づく賃金改定が行われてはいるものの、人勧どおりの賃上げだけでよいと思っている単組があれば、組織の運動面においても弱体化を心配しています。もっと不安なのは、単に引き上げ勧告が出れば、何もしなくても給料は上がると考えてしまっている組合員も増えてきていないか、ということです。

自治体によっては、勧告どおり引き上げることができない団体もあれば、勧告もないのに給料を引き下げる団体もあるという現実を強く意識しておかなければならず、どんな勧告であろうと、労使協議や交渉をしっかりと行い、実現にむけて運動を強めていかなければならないというのが基本です。自分たちの労働条件を引き上げる手段を、人勧制度に限定してしまうことなく、職場での労働実態に応じた労働条件の改善要求を基本として、確定闘争をはじめとする運動に取り組んでいただきたいと思っているところです。

また、自治労全体の運動として取り組んできた非正規労働者の組織化は、三重県本部ではいまだに大きな成果を残せていません。この取り組みは、単に非正規労働者の労働条件を引き上げるということだけではなく、私たちの仕事の価値観を高めていくということにもつながっていきます。非正規労働者のみなさんが、正規職員より低い賃金で同じ仕事に携わっていたとしたら、それは、正規職員の仕事の価値が低く見られているのと同じことであり、正規職員の賃金低下や人数削減につながるということに目をむけていかなければなりません。非正規労働者の方々の組織化は、職場内の不当な労働条件格差を是正していくためのものであるということはもちろん、労働組合としての課題を職場全体で共有して運動を進めていくために必要な取り組みであるということを改めて認識し、取り組みを強化していかなければなりません。

そして、来年は統一地方選挙と参議院議員選挙が間髪入れずに行われるという、厳しい政治闘争を求められる年になります。組織内議員の勝利はもちろん、推薦首長や推薦議員の勝利にむけて、自治労三重県本部としての地方自治における政策実現のための大きな手段のひとつとして、また、組合員の働きがいや働きやすさを高めていくためにも、この運動に積極的に取り組んでいく必要があります。

さらに、来年7月の参議院議員選挙では、比例区の自治労組織内候補予定者「岸まきこ」の勝利と三重県選挙区での「よしの正英」の勝利にむけて、本当に厳しい取り組みが求められています。国政において私たちの求める政策の実現は、大変困難な状況にあると言えます。二人の勝利を経て、公共業務に携わって働く者のための政治・政策を実現することができるよう、これまで以上の取り組みが求められています。

自治労三重県本部として取り組まなければならない課題は、沢山あります。引き続き、ひとつでも多くの課題解決にむけて努力を続けさせていただきますので、各単組の皆様方のそれぞれの立場でのご尽力をお願いします。ともに頑張りましょう。

2018年10月1日