
みなさん、こんにちは。日ごろから県本部運動に対し、ご理解とご協力をいただいていることに、心から感謝申し上げます。県本部では、9月29日に定期大会を開催し、2027年度の運動方針を決定しました。その中のいくつかの課題について述べたいと思います。
まず、8月7日に出された人事院勧告では、月例給、一時金ともに5年連続の引き上げとなり、月例給は2年連続で3%を超える高い改定率となりました。また、昨年に続き、全世代で月例給が引き上げられました。これは、民間労組の春闘における取り組みの成果であるとともに、みなさんにご協力いただいた署名を力に、自治労本部が中心となり、人事院との交渉を粘り強く進めてきた成果でもあります。
一方、これまで改善を強く求めてきた再任用職員の一時金については、今年も改善されませんでした。ただし、月例給が8.5%改善されたことは、これまでの取り組みの成果であり、今後も一時金の改善を強く求めていきます。
今年の確定闘争では、勧告の完全実施と、会計年度任用職員を含む4月遡及は当然のこととして、各自治体で大きな課題となっている人員確保にも取り組む必要があります。新規採用者の確保だけでなく、業務の見直し・削減、長時間労働の是正等、具体的な改善を勝ち取ることが重要です。また、地域手当の引き下げ阻止・回復や、駐車場等にかかる通勤手当等、継続する課題についても改善を求めていきます。
賃金改善と人員確保を進め、ワーク・ライフ・バランスの取れた、若い世代が働きたい、現在働いている職員が働き続けられる魅力ある職場づくりにむけ、取り組みを進めていきますので、みなさんのご協力をお願いします。
次に、組織の維持・拡大の課題です。自治体職員数が減少するなかでも、組合員数を維持・拡大することは最重要課題です。新規採用職員については、ほぼすべての単組で高い組合加入率を維持していますが、定年引き上げに伴う役職定年者や再任用職員の組織化は十分に進んでいません。
組織の力を維持し、労働界や政界に対する影響力を発揮するためにも、組合員数の拡大にむけて、各単組における加入促進の取り組みを一層強化していただくようお願いします。
最後に、政治闘争の取り組みです。来年4月の統一地方選挙の県議会議員選挙における組織内議員については、四日市市選挙区の田中智也さん、鈴鹿市選挙区のそが正彦さん、伊賀市選挙区の森野真治さんが引き続き立候補を予定しています。また、津市選挙区では、舟橋裕幸さんが引退し、新人のくさふか英治さんが立候補を予定しています。
4人とも厳しい選挙が予想されることから、組織の総力を結集する必要があります。政治的影響力を持つことは、私たち自治労組合員の賃金・労働条件や生活、公共サービスを守る上でも重要です。そのためにも、日常の組合活動を通じて組合員の信頼と求心力を高め、組織強化をはかり、政治闘争につなげていくことが重要です。
秋の確定闘争や年明けからの春闘を通じ、多くの組合員との意見交換を進め、組合への信頼を高めるとともに、政治闘争の必要性についても理解を広げていただきたいと思います。また、亀山市議会議員選挙の伴ゆうすけさん、桑名市議会議員選挙の松田正美さんの両組織内候補予定者についても、支持拡大の取り組み強化が必要です。そして、これらの政治闘争の取り組みを、2年後の参議院議員選挙における組織内議員の鬼木まことさんにつなげていきたいと考えていますので、みなさんのご協力をお願いします。
このほかにも、ジェンダー平等、平和・護憲、団体生命共済の推進等、多くの課題がありますが、組合員の生活向上と公共サービスの充実にむけ、県本部として全力で取り組みますので、引き続き県本部への結集とご協力をよろしくお願いします。
2026年9月29日
自治労三重県本部中央執行委員長 原田 貴文
